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D51 940「かもめ」マーク 奈良運転所 赤ナンバー

Steam Locomotive D51 940(Nara)with "Kamome" emblem 

D51940r2.JPG

価格 ¥27,500(税込)
 完売(sold out) 

KATO京都駅店特製品

 N-Gauge 

SLブーム期に装飾が施されイベント等で活躍した、デフにマークをつけた4両のD51のうちの1両です。
デフの「かもめ」マークと集煙装置、重油タンク装備の重装備姿を再現しました。

D51940編成例.jpg

当特製品の特長(主な加工点)

区名札入れには「奈」を印刷済。

・「D51 940」のナンバープレートは金属製パーツで再現。

​・「かもめ」マークが装飾され、点検窓が開いたデフレクタを再現。

・煙室扉下にある、前面に向かって張り出した形状のシンダ受けエプロンをエッチングパーツで再現。

・ボイラーに集煙装置と重油タンクを取り付け。

(共に金属製パーツ)

・前面に後部標識灯を表現(点灯はしません)

・ランボードやデフ、前面端梁、テンダー部の白ラインを再現。

 

その他特長(元製品の特長や付属部品など)
・前部ヘッドライト点灯。テンダーのライトは非点灯。
・テンダー側にはアーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー、重連用カプラー、重連用ナックルカプラー付属。

○実車について

D51形、昭和11年(1936年)から昭和20年(1945年)にかけて1115両が製造された貨物用テンダー式蒸気機関車です。

D51 940は昭和19年(1944年)に川崎車輛兵庫工場での製造No.2955として落成、梅小路機関区に配属されました。

昭和21年(1946年)に亀山機関区に転属、関西地区を中心に活躍しました。

昭和40年(1965年)、奈良運転所へと転属。デフレクターに「かもめ」のマークが装備され、「D51太閤号」、「さよなら伊賀号」などのイベント列車の牽引に活躍しました。
昭和48年(1973年)に長門機関区へ転属の後
、昭和49年(1974年)に廃車されました。

 

※当特製品は、KATO製 D51 標準形(品番:2016-9)をベースに、加工を施した製品です。

※模型は一部表現が実車と異なります。​​

​※特製品の仕様は予告なく変更する場合がございます。

D51940r1.JPG

○関西本線加太越えとD51重連運転

関西本線加太~柘植間には、加太越(かぶとごえ)と呼ばれる25‰の急勾配があり、長編成の貨物列車が走る際は、上り・下りともに編成最後尾にD51を連結して、プッシュ・プル重連で走行していました。

奈良方面へと向かう上り勾配では、編成先端と最後尾のD51が共に力行し、力を合わせて勾配を上りました。

亀山方面へと向かう下り勾配では、2両のD51が編成全体にブレーキを掛けて、慎重に勾配を下りました。

少しずつ蒸気機関車が数を減らしていく時代に起こった「SLブーム」の中、比較的大阪から近い所を走る事もあり、加太越に挑むD51プッシュ・プル重連を撮影すべく、多くの鉄道ファンが訪れました。

 

○デフレクタに装飾が施された奈良運転所のD51

関西本線や奈良線での運用に使用された、奈良運転所のD51。SLブームで盛り上がりを見せていた昭和47年(1972年)頃になると、奈良運転所に配置されていたD51のデフレクタに、月と鹿(D51 882)、かもめ(D51 940)、つばめ(D51 831・D51 944)、ピースマーク(D51 906)などの、様々な種類の装飾が施されました。

当時、数多く運用されていたSL牽引の臨時列車に、この装飾付きD51が優先的に投入され、鉄道ファンの目を楽しませてくれました。

D51デフレクタ.jpg
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